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LCN「ダイヤモンドパワー」の、パワー★

 今日は幾分か涼しいですね~!!

さてさて、今日は。

当店でケアカラーやオフのみにいらしたお客様に施術しております、ドイツのケアラインメーカーLCNの「ダイヤモンドパワー」の素晴らしさキラキラについてですニコニコ

ダイヤモンドパワーとは商品名で、ようはポリッシュのトップコートですネイル

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先日、自分の手をオフして2日ほど自爪で過ごさなければならない事があり、ダイヤモンドパワーを2度塗りしたのですが。

ついウッカリ塗ったそばから親指を引っ掛けてしまい、塗り直そうとしたのですが、折角なので普通のトップコートを塗って違いをレポートしよう!と写真と動画をご用意しましたビックリマーク

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こちら↑は、普通のトップコート。
普通の、と言いましてもプロフェッショナル・ユースのちゃんとしたメーカーさんの物です。

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ジャジャーンビックリマーク
こちら↑がLCNのダイヤモンドパワーです。
艶が全く違い、ジェルの様な艶々ですよねキラキラ

決して、ダイヤモンドパワーを塗った爪をピカピカに磨いて元々ツヤっとさせていた訳ではありません。

そして、このダイヤモンドパワー、本物のダイヤモンド粉末が入っているので、艶だけでなくハードナーの役目も担っています。

ダイヤモンドは万物中、最も硬いという事は鉱物学を勉強していない方でも知っているかと思いますが...

実は、わたくし、鉱物学(宝石学)を専攻しておりましたので、少しお固い話になりますが学術的にダイヤモンドの硬さについてお話致しますひらめき電球

宝石の硬さを指す「モース硬度」という言葉があります。
ドイツ人の鉱物学者のフリードリヒ・モース博士が作ったのでモース硬度と呼ばれています。

モース硬度は1~10に分けられています。

硬度1の標準鉱物はタルクです。チョークみたいな鉱物です。
硬度2はジプサムという鉱物で、ちなみに人間の爪の硬度は2~3です。
少し飛びまして、硬度7がクォーツ(水晶)です。
硬度7以上の鉱物がジュエリーとして使用されるのには適していますが、勿論7以下のジュエリーもあります。
硬度8がトパーズ、9がコランダム(ルビー宝石赤、サファイヤ宝石ブルー)、そして10がダイヤモンド宝石白です。

ですが、モース硬度は数値間の硬度の変化は比例しない為、9のコランダム(ルビーやサファイア)と10のダイヤモンドは格段に硬さが違うのですビックリマーク

絶対硬度で言えば、
モース硬度1のタルクを1として、
モース硬度2のジプサムは3、
モース硬度7のクォーツ宝石白は100、
モース硬度8のトパーズ宝石ブルーは200、
モース硬度9のコランダム宝石ブルー宝石赤は400、
モース硬度10のダイヤモンド宝石白は、なんと1600!!

数値では9と10の1つしか位は変わりませんが、絶対硬度にすると4倍もの違いがあるんです。

と、言っても、宝石の強度にはこの硬度に加え劈開があるかないか等の靭性と言うものがあるので、硬度はあくまでも「引っ掻いて傷がつかない」ことであり、ダイヤモンドは4方向に完全劈開がある為ある一定の角度で叩くと簡単に割れてしまいます宝石ブルー

...と、まぁそのお話は余談としまして。笑

硬くなれば艶も良くなるのは、物理的に解るかと思います。
なので、ダイヤモンド粉末が入りハードナーの役目も果たすダイヤモンドパワーは艶も硬さもプラスされているのですラブラブ

鉱物学的に見ても納得のダイヤモンドパワー、お固い話はせずとも写真と動画で十分に伝わったかとニコニコ

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因みに、販売もしておりますネイル
LCNダイヤモンドパワー 8ml ¥1512(税込)

欲しい!!と思われた方は、お問い合わせくださいませ!



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ネイルのアレルゲンとなる物質②

今日は、以前にダイソーさんの「エスポルール」シリーズのマニキュア(※)から発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたという記事に、ホルムアルデヒド以外にもアレルゲンとなる物質がありますよ~と言ったまま・・・

(※)何故か日本ではポリッシュの事をマニキュアと呼んでいますが、正式にはネイルポリッシュかネイルラッカーと呼ばれます。「マニキュア」とは「爪の手入れをする事」をさします。

ネイルのアレルゲンとなる物質① で、メタクリル酸メチルとシアノアクリル酸について書きましたが、そのまま続きを書く時間が取れずで、かなり放置してしまいました

今日もたぶん最後まで書けないと思うのですが、少しずつ続きを書いていきたいと思います

【トルエン】
別名は、フェニルメタン、または、メチルベンゼン
分子式は、C7H8

image

こちら、ホルムアルデヒドと同じくシックハウス症候群の原因の1つでもあります。

無色透明の液体ですが、特異臭のある有機溶剤です。
水には不溶で、アルコールや油などをよく溶かし溶媒として使用されます。
こちら、アクリルリキッドと同様に下水には流してはいけません

常温で揮発し、引火性が非常に高いため、日本の消防法では危険物第4類、劇物指定となっています。

ネイル用品としては、ネイルポリッシュ(マニキュア)や、ラッカーシンナー(マニキュアの薄め液)として使われています。
その他には、ペンキ、塗料シンナー、ゴム、印刷物インク、接着剤にも使われています。

気化したトルエンの吸入や経皮吸入により、
・目や皮膚の発赤、痒み、乾燥
・手の震え
・気管の灼熱痛
・酷い頭痛
・動悸
・めまい
・吐き気・・・

このあたりまでは他の危険薬物にもよくある症状なのですが、
何が怖いって、下記の症状です
・不眠
・やる気が出ない
・聴力障害
中毒性
中枢神経系に影響 (脳障害、回復不可)
生殖・発生毒性を引き起こす可能性
・(飲み込んだ場合)化学性肺炎
・(高濃度の場合)不整脈
・(高濃度の場合)意識喪失

とにかく、妊婦さんの暴露は絶対的に避ける

トルエンはシンナーですので、昔によく『ヤンキーがシンナーを袋に入れて吸い込んでラリってる』なんてあったかと思いますが、中毒性があり、ラリってる=脳障害を引き起こしているわけですが、まさにそれです。

ラッカーシンナー(マニキュアの薄め液)を誤って飲み込んだ場合は、口をすすぎ、吐かせない。勿論、その後は病院へ。
皮膚や目に入った場合も、よく水と石鹸で洗い病院へ。
(もし、衣服についた場合は脱がせること。)

こういった暴露を防ぐため、使用中は、
・十分な換気をする事
・全ての発火源を取り除く
(引火性が高く、蒸気や空気の混合気体は爆発性

排気ガスにも含まれるため、土壌汚染や地下水汚染により経皮・経口吸入されることもあり本当に危険な物質です。

【チヌビン】

分子式は、C13H11N30
耐光安定剤、酸化防止剤です。
(ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤)
淡黄色の粉です。

{38D8B721-3172-49B6-A73E-76DEE67366B6:01}

紫外線領域を選択的に吸収するため、耐光安定剤、酸化防止剤となる訳ですが。
まずは、よく耳にする「紫外線」は、そもそも何ぞやという事で、説明しますね。

紫外線とは太陽から放射される電磁波の一種です
電磁波は、粒子と波動の2面性をもちあわし、波動の周期的な波を「波長」と言います。

私達の目に見える領域を「可視光線」といい、可視光の波長は380~780nmです。
「可視光スペクトル」と呼ばれ、波長により色を持ち、波長の短い順に「紫ー青ー緑ー黄ー橙ー赤」となります。


虹が出来る原理もここにあります虹


普段私達が見る光は、全ての色を複合しているので白色光(色がない光)になりますが、光は異なる物質の境界で進行方向が変わる性質があり(屈折)、その変わる度合いを「屈折率」といいます。


光の屈折率は、波長が長くなるほど小さく、短くなる程大きくなります。


雨粒(異なる物質)に白色光に含まれる各々の波長が異なる屈折率で入り、雨粒の反対側で反射し雨粒から出て行く時も各々の屈折率で出て行き、光が分散された結果、虹色に分かれて見えるのです。

(↓光の分散の図)

{2E4ABD26-7E42-4B2F-871F-28CA2F7B6606:01}


紫外線の波長は可視光より短く、200~380nmです。


電磁波は波長が短くなればなるほどエネルギーが強いです。

200nmより短い波長はX線、レントゲンですね。

可視光780nm以上は赤外線でヒーターなどに使われます。

波長が長いので身体の内部まで貫通するので赤外線ヒーターなどは身体の中から温めるのです。


{A16F7DE9-1CEF-4E96-96E2-BCD5AFC73A63:01}
※こちら↑は、私の宝石学の光学分野のノートで、宝石学における光学は「宝石の色」を見極めるものなので可視光は400~700nmとなっています。


私達が光として認知できるのは380nmまでの紫ですので、紫外線は私達は認知する事はできません。
よく紫外線はUVと表示されますが、これはUltra Violet の略で紫を超えている事を意味します。

紫外線(UV)の中でも、よくA波、B波という言葉を聞きませんか?
実はC波もあるんです。

【UV-C:200~280nm】
エネルギーが強く、生物のDNAに吸収される最も有害な紫外線。
大気圏の空気やオゾン層によって吸収されるため地表には達しませんが、現在はオゾン層が破壊された部分があり(オゾンホール)、特にオーストラリア周辺はC波が達し皮膚癌などの報告があがっていますよね。

【UV-B:280~315nm】
こちらもオゾン層に吸収されますが、一部が到達します。
皮膚表面で吸収され日焼けの原因になります。皮膚癌や白内障などを引き起こす原因にもなるため「有害紫外線」と呼ばれています。

【UV-A:315~380nm】
大気圏でほぼ吸収されず、ほぼ100%地表に達します。
B波に比べ比較的安全ではありますが、波長が長いので皮膚の深くまで貫通し、シミ・ソバカスの原因になります。

ジェルネイルのUVライトはこのA波ですので日焼けはしません。
「でも、シミ・ソバカスの原因にはなるんじゃん手だけシミだらけになったらどうするのというお声が聞こえてきそうですが、ジェルネイルの硬化時間は全工程で約4~5分です。
3~4週間に一度、5分程度A波に当たったからといって深刻なシミの原因になる事は考えにくいです。

UVライトよりも、冬場など日焼け止めを塗らず外を歩いている方が余程シミなどができやすいです
それでもご心配な方は爪先だけ空いているグローブがありますので、ご着用された方が良いかと思います。
しかし、グローブの代わりに日焼け止めを手に塗ってくるのは避けてください
爪に油分が残っているとジェルがはじかれ定着しません。
日焼け止めは長く皮膚に留まるようになっているので、油分除去をしてもしてもジェルがはじかれて定着しません。
また、リキッドファンデーション、その他のハンドクリームやオイルもジェルの付け替えにいらっしゃる前は避けてください。

さて、紫外線に関する内容が長くなりましたが。

チヌビンの冒頭で「紫外線領域を選択的に吸収するため、耐光安定剤、酸化防止剤となる」と、お伝えしましたが「紫外線領域200~380nm中、315~380nmのUV-Aを選択して吸収する」事です。
A波から強く保護する必要がある基材に使われます。

陽がよく当たる場所にプラスチックやアクリル板を置いておくと紫外線により無色透明のはずが黄色く変色したり、色が付いている物は退色したりしますよね。
チヌビンは、有機高分子化合物、特にアクリル系ポリマーの黄変化や、塗料の退色を遅らせる役割をします。

ポリッシュやアクリルに含まれているのですが、成分表示には書かれていない事が殆どですので(成分表示は含有量順に書かれています)、ごく微量だと推測されます。

ですが、アレルギー反応がある方は接触性皮膚炎(痒みを伴う紅斑)を起こします。
しかし、多くの場合が爪や爪周辺以外にも病変を生じています。
まぶた、唇、顎、頸部などが多いですが、皮疹が体幹や太もも、肛門周辺に皮膚炎を生じたというケースもあります。

こちらは、衣料品にも使われている事があるので、特に下着に使われている場合は接触性皮膚炎になることもあります。

チヌビンは直接に単体で触る機会はないのですが(そういうお仕事をしている方は別ですが)、接触性皮膚炎を起こした場合は使用を止め、酷い場合は医師に薬を処方してもらい炎症を鎮める他ないですね・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

残りのポリエステル樹脂、フタル酸ジブチル、グアニン、ホルマリンについては、また書ける時に書きますね~すみません

※私は薬学部卒でも理学部卒でもなく、いちネイル技術者として、医学書やら何やらを読み漁り、時に両親(医療従事者)に意見や確認を求めたりしながら知識を深めており、決して科学に精通した修士でも博士でもありません。
もし最新の臨床データをご存知の方や、記述が定義と異なる等を発見された方いらっしゃいましたら、是非にご指摘、訂正指示をして頂きたく思いますm(__)m

それでは皆さん、今晩はこの秋(冬?)一番の冷えこみだそうで
風邪をひかないよう、十分に暖かくしてお休みくださいね



ネイルのアレルゲンとなる物質①

皆様、こんばんはニコニコ
今日は、前回ダイソーさんの「エスポルール」シリーズのマニキュア(※)から発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたという記事に、ホルムアルデヒド以外にもアレルゲンとなる物質がありますよ~と言ったまま、なかなかPCの前でゆっくり時間が取れずで1週間以上も放置してしまいました

(※)何故か日本ではポリッシュの事をマニキュアと呼んでいますが、正式にはネイルポリッシュかネイルラッカーと呼ばれます。「マニキュア」とは「爪の手入れをする事」をさします。


今日もあまり時間がないので、前回の記事に挙げた上から順にご説明をしていきたいと思います


【メタクリル酸メチル】
これは、ネイル関係者は1回は絶対に聞いた事があるはずです。
ジェルやアクリルの主成分になります。

メタクリル酸メチルの科学名は、
Methyl Methacrylate (メチルメタクリレート)
(またはMethyl-Metha-Acrylare)

分子式は、CH2=C(CH3)CO2CH3

{41AF358C-37C1-4945-9D74-9CAD20DC2FEC:01}

アクリル樹脂系の材料で、MMAモノマーと呼ばれます。
無色透明な液体です。
(ネイル用品のアクリルリキッドが薄紫色なのは、紫外線による黄ばみや劣化を防ぐ為の日焼け止め成分です。昔は透明のリキッドもありました。UVトップコートなども薄紫色ですし、一見透明に見えるUVトップも強い光に透かすと薄く青みががっていますよね。私の勉強不足な部分ですが...もしかしたら薄紫色は対UV性である事を示す為の着色かもしれません。その部分、改めて勉強しておきます。)

モノマーとは単分子の事で、モノマーが繋がるとポリマー(高分子、又は、重合体)、数分子繋がったものをオリゴマーと呼びます。

スクールの座学は単位数が少ないですが、そういえば授業で聞いた事ある気がしませんか?笑

MMAモノマーに重合開始剤や熱を加えると、モノマー(単分子)がポリマー(高分子)となり、固まった物がアクリル樹脂(PMMA)です。
アクリル樹脂は非晶質の合成樹脂です。

非晶質というのは、鉱物学的に説明をしますと、原子配列が規則正しくない物質です。
例えば、オパールや天然ガラスのオブシディアン等・・・
と、鉱物の話をし始めると話が脱線してしまいそうなのでこれ以上は止めときます。


「アクリルスカルプやジェルは何?」と、聞かれて「アクリル樹脂です」と答える事がほとんどだと思いますが、この事です。

アクリル樹脂は、
・透明度が高い
・耐候性が良く太陽光による変色・変質が少ない
・耐衝撃性があり割れても飛び散らない

という利点から、ネイル以外にも、様々な所で用いられます。
例えば、

・航空機の窓ガラス
・光ファイバー
・車の窓ガラス
・船の防風ガラス
・水族館の水槽やトンネル
・建築材料
・照明器具
・広告看板
・コンタクトレンズ
・液晶ディスプレイ、等々。

そしてよく「ネイルサロンは歯医者さんに似た臭いがする」と言われますが、勿論アクリル樹脂は歯医者で人工義歯や充填物としても用いられます。

一昔前は、虫歯になって充填物を詰めた後、唾液が入らないようにコットンを詰めて固まるまで暫く待っていたと思いますが、ジェルネイルが出来始めた頃、歯医者さんでも光を当てるようになり、今は当てる光も数秒で終わるようになりました。

ネイル技術者はお気付きですね
UVライトよりCCFL、CCFLよりLEDの方が硬化速度が速いですよね。
歯医者さんに確認したことはありませんが(笑)、酷似した材料を使っているので同じ革命が起きたんだと思っています。

臭いも、一昔前は口の中に何とも言えない科学臭が残っていましたが、今は殆どないですよね。
これも、ネイルと同じくアクリルスカルプの時代は物凄い臭いでしたが、ジェルはほぼ無臭になったので、やはり同じ様な事が歯科でも起きているのではと推測しています。笑
(あくまで、推測です!)

その他にも、
・塗料の原料
・樹脂改質剤
・塗料
・紙コーティング剤
・繊維加工材
・外科用セメント
・義肢装具

などにも使われます。
※「繊維加工材」とありますが、アクリル繊維はアクリロニトリルと言って別物です。

アレルギーを引き起こさない為には、接触を避ける事です。

・爪からはみ出さないようにアプリケーションを行う
(仕上がりやもちを考えても当然の事ですが)
・リキッドを含んだ筆先を皮膚に付けない
(自分が持つ筆の柄部分にもリキッドが付かないようにする)
・未硬化ジェルの拭き取りも皮膚に付かないようにする、等。

また、お客様には起きにくいですが技術者が注意すべき点は、
・吸入により咳や頭痛を起こした場所は、空気の入れ替えをし安静にして必要ならば病院へ行く。
(お客様でも気分が悪くなる方もいらっしゃるので確認しましょう。冬場でも換気はこまめに)
・こぼしたりして手に付いてしまった場合は、水と石鹸で皮膚を十分に洗浄する。
・万が一目に飛び散ってしまったら、コンタクトは外して数分間流水で洗い流し、病院へ。
・もしお子さんやペットが飲んでしまったら、口をすすぎ大量の水を飲ませて病院へ。

揮発性、引火性ともに強いので火気厳禁です。
また、下水には流してはいけませんので余ったリキッドを捨てたい時はキッチンペーパーなどに含ませて処分する事。
但し、そのキッチンペーパーをビニール袋に入れて縛り日当たりの良い場所などに放置すると爆発や引火などの危険性がある(リキッドでビニール袋も若干溶けます)ので、一度に大量の処分は避け、ゴミに出す迄の間も通気性の良い冷暗所に置いておきましょう。

ジェルポットのお掃除も大切です。
周りがベタベタしていると、それもアレルギーを引き起こす原因にもなり、容器がちゃんと密閉できなくなるので中身が劣化します。
見た目も清潔感がないので、お客様に「このサロン衛生面は大丈夫?」と思われてしまいます。
ジェルポット、筆、ダッペンディッシュなど、こまめに綺麗にしましょう。




【シアノアクリル酸】
こちらは、主に爪の亀裂やチップを引っ付ける為のグルーやレジンです。
まつ毛エクステのグルーにも使われます。
一般的な呼び方ですと「瞬間接着剤」で、反応性アクリル樹脂系接着剤です。

シアノアクリル酸メチル 分子式は、C5H5NO2
シアノアクリル酸エチル 分子式は、C6H7NO2
シアノアクリル酸ブチル 分子式は、C8H11NO2

ネイル用はシアノアクリル酸エチルです。

こちらも可燃性があるため火気厳禁、換気を十分に行い、皮膚や目に入って発赤や痛みが生じた場合や飲み込んでしまった場合は病院へ。
(目はコンタクトを外せるようであれば、外して数分間流水で洗い、病院へ。)

無色透明の粘性の低い液体ですが、臭いは強酸臭、目や気道への強い刺激があります。
ネイル技術者でなくても誰でも瞬間接着剤は1度くらい使った事はあるかと思います。
その際に、ひっつけたい場所をしっかり見極めようと目を近づけた瞬間、ツンと目に刺激が走り涙が出たり、吸い込んでむせてしまった事があるかと思います

また、少しずつ使おうとちょっとだけペーパーに出しておいたらすぐに固まってしまっていたり、使いかけを保存しておいて次に使おうと思った時には中身全部が固まっていたなんて事ありませんか?

これは、ほんのわずかな水分(空気中の水分)や塩基性物質に反応し、容易にアニオン重合を開始し急速に硬化、シアノアクリレート(CH2=C(CN)-COOR)がポリマーとなって接着する仕組みゆえなのです。

・・・と、小難しい表現になりましたが
要は、空気中の水分に反応して瞬間で固まるので、ちょっとずつ使おうと思って出しておいたら空気に触れるので固まる、密封状態で保管しないと空気に触れてその内に固まってしまう、という事です

ネイルやまつ毛エクステ以外にも、下記の様な用途に使われます。

・プラスチック
・科学機器
・靴
・宝飾類
・スポーツ用品
・ケーブル連結
・歯科
・外科(血管の接合など)
・死体防腐保存
・指紋検出

硬化促進剤(主成分はトルイジン)を使うことでより速く硬化します。

※ネイル用のアクチベーターの主成分は、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル。

アセトンやトルエンに容易に溶けますので、誤って指が引っ付いてしまった時に中和剤として用いられます。
(しかし、アセトンもトルエンも危険なのですが

測定した皮膚暴露データは確認されていませんが、低暴露であろうと予想されています。
入手できるデータによると、単回暴露では皮膚刺激物質ではないですが、反復暴露によってで刺激物質となることがあります。

毒性学的特徴は局所的活性の結果と見られています。
特に、目と気道。
要は粘膜のセンシティブな部分ですね。


(要は、比較的安全だが、日頃からよく使う技術者にとっては刺激物になる可能性と、付着した箇所によっては刺激物になるということ。)

吸入により喘息を誘発する可能性、また、目に関しては、まつ毛エクステ用のグルーとして使われるため「瞼が腫れた、痒みが出た、かぶれた、赤くなった」などの報告が上がるのは、このせいなのです。

また、メチル基かエチル基かで用途は若干変わってきます。
メチルエステルは金属、エチルエステルはプラスチック、木材、医療用などです。

(私の読者様は私がジュエラーである事もご存知かと思いますが、以前にジュエリーを加工している際に仮止めしようとしたらグルーの中身が固まってしまっていた為、ネイル用グルーを代用しようとした事がありましたが、全然金属同士は引っ付いてくれませんでした

シアノアクリレートは、シアン酢酸エステルとパラホルムアルデヒドとのクラベナゲール反応によって製造されるので、加熱や分解によって微量のホルムアルデヒドが揮発するのはやむをえません。
といっても、ホルムアルデヒドは天然素材からも揮散されるので、微量であればそんなにうろたえる必要はありません。

ちょっとネイルと話はそれてしまいますが、まつ毛エクステのグルーは昔に比べ沁みにくく、かぶれなどの報告が減っているのは、美容師免許がなければならないという線引きが出来た事も要因にありますが、グルーの進化にもよるようです。

1.エチルシアノアクリレート
接着力が強く速く固まるのが特徴。
ホルムアルデヒドの拡散性が高いのでアレルギー反応を起こす可能性が高い。
まつエクのもちを良くしたい方、肌の強い方向き。

2.ブチルシアノアクリレート
刺激が少なく、臭いも少ない安全性の高いグルー。
エチル系に比べ接着力は弱いが、安全性とのバランスが取れたグルー。

3.エトキシエチルシアノアクリレート
最も刺激の少ないグルー。
敏感肌の方でも使用でき安全性は高いが、その分接着力は弱い。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

あぁ~トルエンまで書きたかったのですが
明日はセミナーの為、朝が早いのとそろそろ準備をしなければ・・・

なので、また次回に書けるだけ書きます~
すみません

※私は薬学部卒でも理学部卒でもなく、いちネイル技術者として、医学書やら何やらを読み漁り、時に両親(医療従事者)に意見や確認を求めたりしながら知識を深めており、決して科学に精通した修士でも博士でもありません。
もし最新の臨床データをご存知の方や、記述が定義と異なる等を発見された方いらっしゃいましたら、是非にご指摘、訂正指示をして頂きたく思いますm(__)m

それでは皆さん、朝晩は冷えますので暖かくしてお休みくださいね


ダイソーのマニキュア26色より発癌性物質、自主回収へ

100円ショップ「ダイソー」を運営する大創産業は10月16日、一部のマニキュアを販売中止したと発表した。
国内で配合してはならない「ホルムアルデヒド」が検出されたため。

シリーズ全色ではなく、こちらの26色のだそうです↓
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{C841994C-A0B9-4532-B55A-8E6465DFCAA8:01}

ダイソーさんに持っていくと返金対応してくれるそうです。

対象は、8月から販売している「エスポルールネイル」の26商品。製造販売会社のセントラル・メディックからホルムアルデヒドが検出されたとの報告を受け、大阪府健康医療部薬務課の指示で15日に販売中止にした。

 ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質の1つとして知られる。
大創は、現時点では健康被害の報告はないとし、対象製品の使用により直ちに重篤な健康被害が発生する可能性は低いとしている。ただし、ホルムアルデヒドに対して敏感な体質の人はアレルギーのような反応を起こす可能性がある。

同社では検査のため同類のエスポルールネイル商品の販売を一時中止している(現在店頭に出ている商品は、検査完了後ホルムアルデヒド」が検出されていない商品)。
検査結果が判明するまで、購入した該当製品の使用を控えるよう呼びかけている。すべての商品の検査が完了した後、自主回収を含め調査内容を報告する予定。

「エスポルール」は同社が8月に発表した新しいコスメブランド。DAISO USAと初めて商品を共同開発した。
マニキュアは148種類を投入している。

(yahooニュースより引用)



発癌性物質ではありませんが、爪甲剥離や接触性皮膚炎のアレルゲンとなる物質には以下のものがあります

【ネイル用品に用いられる物質でアレルゲンとなりやすいもの】
メタクリル酸メチル
・シアノアクリル酸
・トルエン
・チヌビンP
・ポリエルテル樹脂
・フタル酸ジブチル
・グアニン
・ホルマリン
※日本製品にはホルマリンを含む製品はありません。

その他には、
・パラフェニレンジアミン  (美容師)
・エポキシ樹脂 (タイル工)
・ヒドロキシルアミン (歯科医)

などがあります。

今回の製品はダイソーさんとはいえ、DAISO USAと共同開発の製品でした。

アメリカ製のネイル用品は、アレルゲンが含まれる物がまだ多く存在します。
上記に挙げました、ホルマリンもアメリカ製商品には含まれる事が多いですが日本製には含まれません。

お客様のご予約がありますので、また詳しく追記いたします!
取り急ぎ、引用文、乱文で失礼しますm(__)m

正しいフォームのはめ方 ~フット編~

今日は、ネイリストさん向けのネイルテクニックの記事です!

フットにアクリルスカルプを乗せる際の正しいフォームのはめ方です。


基本はハンドと同じです。

①フォームのセンターガイドラインが爪の中心を通っている
②縦も横も並行に真っ直ぐ装着する
③爪とフォームの間に隙間がない
④フォームの形が、爪の丸みに沿ったCカーブを描いている


ですが、なかなか難しいですよね。

しかも、フットでアクリルスカルプを乗せるという事は、何らかのトラブルがあるゆえに乗せるので、通常とは違いカットも複雑で、足なので脇のお肉が邪魔をしてなかなかはまらない。。

分かります、分かります。

でも、ちょっとしたコツを覚えれば、簡単にはめられるようになりますよ
勿論ハンドにも共通していますので、ハンドにも使えるテクです。

まずは、装着前の状態から。



先端の端を引っ掛けて折れてしまったそうです。




多少でもフリーエッジがあるなら少し残して綺麗に整えて下さい。

フォームの角が引っ掛けられる利点と、いずれ自爪が伸びたらオフするので、なるべく残しておいてあげましょう

(ハンドで折れた爪を他と長さを揃える為の長さ出しではなく「スカルプ」を楽しむ為の場合はフリーエッジはイエローラインに添ってファイルしましょう。)

キューティクルのプッシュアップ、サンディングをしたら、フォームをはめます。



①まず、縦のセンターを爪のサイドラインから見極めます。

②キューティクルラインがまっすぐな方は殆どいらっしゃらないので、そこは無視してイエローライン付近で横のラインを見極めます。(ストレスポイントを結ぶ感じで)

すると、図(↑)のように、フォームのガイドラインと縦も横も並行になります。


そして、ちゃんと欠けた側もきちんとフォームがはまっているかがポイント。
無理やりはめてしまうとフォームが刺さって痛いので、お客様に痛くないか確認しましょう。


そして大切なのは上からだけでなく、フォームと爪の間に隙間がないか確認。
ここに隙間があると下に漏れてしまうので要注意。

また、爪の丸みに沿った整ったCカーブがあるか、フォームの先で確認する事。
最近のフォームは形状記憶されるので、はめる前にあらかじめ筆キャップやウッドスティックに巻きつけてCカーブを付けておくと、はめやすく、Cカーブも綺麗にできます。

勿論、横からのフォルムも確認し、フォームが下がったり上がったりしていないかチェックしましょう。(写真を撮り忘れてしまってごめんなさい)

きちんとフォームが理想的な形ではまったら、アプリケーションに移ります。
※アプリケーションに関しては こちらの記事 からどうぞ↓



※アプリケーションに関しては こちらの記事 からどうぞ



アプリケーションの記事 でもお伝えしましたが、足にアクリルを乗せる場合、3週間毎にチェックをさせて頂く事と、フリーエッジをナチュラルで作るとより自然に見えますが爪のトラブルを避けるため、爪の様子が見えるクリアをお薦めします。

また、アプリケーション記事ではジェルを乗せるためにキューティクル側を空けていますが、ジェルを乗せない場合やポリッシュの場合はきちんと根元から乗せてくださいね。



さて、問題のフォームのカットです。
大体のフォームが丸くなっていると思いますが、「イマイチ形が掴めない・・・」という方は、


①このように(↑)フォームを真っ直ぐにカットします。

②頭の中で爪の左右のストレスポイントを結んだ直線をイメージ(↓)します。

※こちら↑は、欠けているのでストレスポイントはその下と取ります。
欠けていない場合は本来のストレスポイントで結びます。

③真っ直ぐにカットしたフォームと結んだ線を、頭の中で照らし合わせます。



④そこからイエローラインと同じ形にフォームをカットしていきます。


そして、ポイントは図(↑)の黄色で丸をした部分

⑤少しV字型に切り込んで、お肉が当たらないように脇も膨らませるようにカットします。

これがあるのとないのでは、全然違います
特に足の爪はお肉が厚くて手のようにスキンダウンができないので余計に重要です。
勿論、ハンドにも応用できます

今日使った画像のお客様の場合、右側だけ欠けていたので右側だけV字型の切り込みを入れましたが、両サイドの場合は両サイドともV字型に切り込んでみてください

正しいフォームのはめ方を、今一度確認して綺麗な義爪をつけましょう




【拡散希望】オフ剤「アセトン」がもたらす悲劇!

こんにちは、オーナーの後藤ですニコニコ

今日はジェルネイルやアクリルスカルプのオフ剤「アセトン」についてお話したいと思います。
きっとネイルに興味がある方なら、ネイリストでなくても耳にした事のある言葉ではないでしょうかはてなマーク


今日はジェルネイルやアクリルスカルプのオフ剤「アセトン」についてお話したいと思います。
きっとネイルに興味がある方なら、ネイリストでなくても耳にした事のある言葉ではないでしょうかはてなマーク



当店では、数年前からアセトンを可能な限り極力使わないようにしておりますビックリマーク

パーツが埋め込まれていたり、先端などサンディングの繰り返しによりジェルが爪内部に噛み込んでいる場合(当店では基本そういう場合は無理にオフせずリフィルをします。)は使用しますが、最低限の短時間しかアセトンを巻きません。

自爪と人工爪の境の寸止めができる技術がないと完全マシンオフは難しい技法とはなりますので、技術が伴わない場合はやはりアセトンを使用する事になると思いますが、アセトンのもたらす脅威を知らないネイリストが殆どです。



今でこそ聞かなくなりましたが、昔はアセトンをフィンガーボールに入れ揮発しないようにオイルを入れ蓋をし、その中に指を突っ込んで溶かすなんて事もありました。

しかも、過去(と言っても10年程前)に勤めていたサロンの内、2店舗ではペンキ屋さんから一斗缶のアセトンを仕入れていました。
爪化粧品として売られているアセトンより安いからです。
価格崩壊している今、原材料費を抑えたいサロンでは今もそういった所は少なくないのでは?と思います。


アセトン(しかもペンキ屋さんのアセトンに)一定時間指を浸すなんて、医療従事者が聞いたら悲鳴ものです叫び

何故なら、アセトンは脂質を溶かして破壊しカラカラに乾燥させるからです爆弾

私は「爪に良い物」と謳うメーカーさんにいつも「でもオフはアセトンなんですよね?アセトン以外でオフが出来るようにはならないのですか?」といつも聞いていますが、残念ながら今のところアセトン以外の物でオフが可能な物は無いようです。



本題に入る前に、まず簡単にお爪の構造と成分について簡単にご説明します。

爪は表面から、トッププレート、ミドルプレート、アンダープレートの大きく分けて3層の角質層から出来ています。

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※上の薄っすら白い部分がトッププレート、真ん中の部分がミドルプレート、その下がアンダープレート、うるうるしている所は真皮です。
(画像元:パラジェル プロフェッショナルネイル)

肌は表皮(皮膚)に覆われていますが、指先は爪が表皮の役割を果たしているためアンダープレートの下は真皮(お肉)となります。

よく「ポリッシュ(ジェル)を塗ると爪が呼吸出来ない」など聞きますが、爪は呼吸していません。
死んだ角質細胞でケラチンと呼ばれるタンパク質で出来ており、健康な状態であればケラチン同士をつなぎ合わせる脂質で満たされています。
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※画像元:株式会社オルト

この細胞間脂質(黄色の部分)の40~65%がセラミドです。
この「セラミド」が爪や肌にとって、とても重要な役割を果たします。

セラミドは水に溶けない不溶性である為、肌の1次バリアの皮脂膜として肌の内側の水分蒸発を防ぎ潤いを保ちます。
そして、2次バリアとして細胞間脂質の半分以上を占めて満たしています。

セラミド自体が高い保湿力を持ち、湿度0%でも抱えた水分を離さない程、水分を抱え込む力がとても強いのです。
(沢山セラミドがあれば潤いがあるのではなく、水分を抱えたセラミドが乾燥を防いでくれる「バリア機能」です)

セラミドは外部刺激から真皮を守り、真皮の中のコラーゲンやヒアルロン酸を守ります。
これらが破壊されると肌の奥から水分蒸発し、肌の内側からも乾燥が進みます。

この事から、セラミドは表面だけでなく奥の保湿もしているとても重要な成分という事がお分かりではないでしょうか。

さて、本題です。

問い:

「アセトン」が何故良くないのか。

答え:

有機溶剤のアセトンは、
このセラミドを含む細胞間脂質を

破壊し溶かしてしまうからです

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※画像元:株式会社オルト

一度、溶かされ破壊されたセラミドは上から何かを塗って補充する事はできません

細胞間脂質がアセトンによって破壊された爪は、ケラチン同士をつなぎ合わせる事が出来ないため二枚爪になったり剥離したり、更には内側からの乾燥をも招く事になり、脆い爪になります。

ジェルは元々「爪に優しい」がキャッチフレーズで入ってきたマティリアルです。
ジェルで爪が痛む原因がサンディングだと言われる事が多いですが、私個人としてはジェルオンではなくジェルオフのせいだと思っています。

オフ剤のアセトンが、ジェルを溶かし爪に辿り着く前にアセトンを外し、アセトンが揮発しジェルが再度硬くなる前に手早くオフなければなりません。

いつまでもアセトンを巻いていれば、ジェルを溶かした後そのまま爪にアセトン成分が辿り着き、爪の細胞間脂質が破壊され、爪が乾燥し脆くなります。

セラミドが破壊された爪は、乾燥し白っぽくなります。
そこを取り除かないとリフトしてしまうので、ジェルオンの為のサンディングの作業とは関係なく、表面のセラミドを失った白くなった部分を削り取るのです。

薄くなった爪は、ジェルのもちは悪くなる。
厚みがあってもセラミドを失った乾燥し脆くなった爪も、勿論もちは悪くなる。

「最近もちが悪くなったから、もちを良くして」と言われれば、クレームを避けるため(爪の健康よりもお客様の希望を叶える為に)致し方なくエッジング(サンディングよりも深く削る)やプライマーなどを使用し、余計に爪は傷みますドクロ

メーカーによってジェルオンの際のサンディングの程度は異なりますが、大体の場合が昔に流行った「爪磨き」の1番目に使う爪の縦筋を滑らかにするスポンジ状のヤスリで磨くのと同じ程度なのです。

その程度のサンディングが「ジェルオンのサンディングで爪が傷む!」と、こんなに大騒ぎされる程の原因になるとは思えませんよねはてなマーク

繰り返しになりますが「サンディングのし過ぎ」はジェルオン時ではなく、ジェルオフ時に起こっている事が多いのです。



勿論、以前にも綴りました以前にも綴りましたように、価格崩壊により回転率で利益を上げるしかなく時間に追われ雑な施術をせざるを得ない若手ネイリストがガツガツ削っていて、オンもオフも本来の正しい施術方法を行っていない現状もありますしょぼん

正しい施術をしていれば、どうしようもなく傷んでしまう事はそうそうありません。

(勿論一度でもサンディングをすれば、極薄のトッププレートに傷が付きますから「正しい施術をしていれば"一切"傷む事はない」とは言いません。)


私の周りで、ネイリスト同士が集まれば「今や初回オフ無料は当たり前。一体、いつから、誰がやりだしたんだろう?オフが一番大変なのにね」と。

失ったセラミドは上から補充する事はできませんが、ナノ化されたネイルオイルを塗り浸透させ、一時的にバリア機能を果たす事は出来なくはないのでネイルオイルを塗る事は有効です。

ですが、オイルは油であり脂ではないですし、セラミドの代わりに爪の内部にずっと留まる事はできませんのでネイリストが「毎日オイル塗ってくださいね」とお願いするのはその為です。

(と、言っても「理由はよく解らないが保湿をした方がもつ」「詳しくは知らないが乾燥させる物を使ってるから保湿は必要と思う」など、なんとなくネイリストのセオリー的な感じで薦めているだけで、アセトンでセラミドが破壊され爪に何が起きているかを理解した上で何故オイルを塗るのが必要なのかを分かってお願いしているネイリストは、ほぼ皆無だと思いますが...)


「オフなら自分で出来そう」「オフ代が勿体無い」と自分でオフした方のお話や、セルフネイラーさんがなかなか溶けないからと何時間もアセトンを巻いたという話や、結局面倒になりヤスリで手当たり次第に削ってヤスリの角が当たっていたと思われる一部分が凹んで赤くなっていたり、むしってボロボロ、等、見るも無残な爪になっている事が殆どですしょぼん

簡単にオフできちゃうイメージをもたらす「アセトン」ですが、この薬剤のもたらす破壊力を理解した上で、ネイリストもセルフネイラーさんにも使用して頂きたいです。


そして、アセトンは非常に揮発性が高く、引火性が高いです。
アセトンを使用しながらの喫煙は、絶ビックリマークビックリマークビックリマーク厳禁!!

(まだ規制が緩くネイルサロンの全面禁煙が義務化される以前の話ですが、オフの最中アセトンを巻き担当のネイリストが席を外した際にお客様が煙草に火を付けようとした瞬間に引火し、驚いたお客様は反射的に手を振り、引火したアセトンのアルミが店内中に散り店内は一瞬パニックに陥り、冷静にスタッフ達で鎮火しましたが、スタッフの1人は首元に引火したアルミが降ってきた為に髪を焼き首を火傷、お客様も手と顔に軽い火傷を負いました)

また、使用直後はまだ空気中にアセトン成分が浮遊している場合がありますので、火器の取り扱いには十分にご注意をドクロドンッ

お子様がいらっしゃる場合は、絶対に手の届かない場所に保管して下さいね。

是非、この記事を拡散してアセトンの危険性を広めて下さい!


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